このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~

芸人をやりながら生計のために二足のわらじで清掃員をされている方のエッセイ。 職業もののエッセイは総じて面白いものですが、ごみ収集という誰にも身近な職業ながら、距離を置いてもしまう職業を実際にやっている方からの文章は珍しく、興味深く読めました。 こういった職業を内部から描く文章は、とかく暗くなったり社会批判となって楽しくは読めなかったりするものですが、さすが芸人さんだけあって文章は面白く、社会問題を提起していても素直に受... Read More


グレート・ギャツビー

アメリカ小説の巨匠スコット・フィッツジェラルドの言わずと知れた名作ですが、村上春樹さん訳のものを読了しました。 私は裕福な暮らしを送る生粋のお嬢様、デイジーが大好きになりました。 経済的な苦労を知ることなく、生まれついた時からおそらく死ぬまで富裕層として生きていける彼女が、一人娘を産んだ時を回想して「女はかわいいおバカさんになるのが一番だ」という趣旨の発言をします。 自分と同じように華やかな社交界で確固たる地位を手に入... Read More


戦争とは何か?をわかりやすく!「戦争論 漫画で読破」 

人間が文明を持ち始めてから、この世界で数限りない人間同士の争いが繰り返されてきました。 特に、人間の社会、集団同士が激突する「戦争」は、兵隊や兵器による暴力やそれによって発生する社会不安により、多くの人々を苦しめてきました。 「戦争論」は、戦争とは何なのか?なぜ戦争が起こるのか?という、戦争の本質とでもいうべき論述を、プロイセンの軍人クラウゼヴィッツが独自に思考し、まとめたものです。 「戦争論」の原著は「弁証法」という... Read More


妖しのセレス

結構昔の漫画なのですが、好きな漫画があります。 それは渡瀬悠宇の「妖しのセレス」という作品です。 天女伝説をテーマにした現代もののお話です。 主人公の御影妖は、双子の兄、明と両親の4人で暮らしていました。 見た目は結構派手な感じ。 でも、実は御影家は代々続く歴史ある一族です。 そのため16歳の誕生日に、本家で慣例を行うということになり、家族で本家に行くこととなります。 すぐに終わると思っていたのに、まさかの事態が起きる... Read More


「ヒゲ母ちゃんと娘さん」みたいになりたい

今や『世界一子育てが難しい国』と皮肉られる様になってしまった少子高齢化社会日本。 生まれる前から、保活に悩み。生まれてからは、職場復帰やワンオペ育児に悩み。 別に、内戦や感染症といった事情で生命が危ぶまれる国内情勢ではないのに『世界一子育てが難しい国』…。 子供ができるのが全く楽しみにならない程、ここには書ききれない位のネガティブな情報だらけでげんなりしている人は多いと思います。 そんなネガティブな情報にげんなりしてい... Read More


「ロスジェネの逆襲」を読んで感じたのは――

「ロスジェネの逆襲」という本の一番の見所は主人公である半沢の「生き様」です。彼の銀行員人生は、前回のシリーズで意味不明な出向を言い渡され閉ざされてしまい、私はこの本を読み終えるまで、疑問を持ち続けたままでした。 なぜ、銀行の窮地を痛手を負いながらも救った彼に、出向を命じたのか。 それが今回のキーポイントとなるようでした。 出向させられた子会社である証券会社でも、半沢は「出世」とそれにからみつく人間の汚さをここでも見るこ... Read More


名探偵コナンが多くの人に愛され、知られているわけ

中学生の頃、私達の間でとても流行っていた漫画は名探偵コナンでした。 コナンが多くの人に愛されるわけを私なりに考えてみたのですが、大きく分けて3つになります。ま ず一つ目は、謎解きがあるということです。 これは私達読者が一緒に考えることができ、名探偵コナンという世界に入りやすい要因の一つだと感じています。 また、ただ謎解きをするだけではなく様々な条件があるということも面白さだと思います。 分かりやすいところで言えば、主人... Read More


ダーツ+ギャンブル=エンバンメイズ

ダーツブームはまだまだ続きそうだと感じさせる一冊の登場です。 その名も「エンバンメイズ」!ダーツのプロプレイヤーを主人公にした、命がけのダーツゲームが繰り広げられるマンガです。 勿論、ルールが分からなくても読めます。そのゲームごとに、超変則的なルールが設けられるからです!点数を隠されたり、毒ガスが用意されたり、はたまた迷路上のステージであったり、ダーツのルールを知っていてもあれ!?とビックリする展開が盛りだくさんです。... Read More


海外経験ゼロでも仕事が忙しくても英語は1年でマスターできる 三木 雄信

タイトルの通り、ビジネスマン向けの英語習得のための本と捉えていいです。 実際に著者が実践して成功したメソッドを包み隠さず紹介してくれています。 この分野は類書は多いがとりわけ内容が秀逸でした。 著者が入社したソフトバンクで、孫社長がどうのこうのという導入部はあまり意味がないのでご愛嬌ですが、肝心のメソッドについてはしっかりと書かれていて好感がもてます。 英語関連のハウツー本といえば「これだけでOK」とか「短時間で」とか... Read More


京極堂トリビュート・神社姫の森

分厚くて読んでいるだけで手首が疲れてしまいそうなのに、好きな人は憑りつかれたように読んでしまう京極堂シリーズ、最近は残念ながら新作が出ていないのですが…。 先日びっくり京極堂のイメージそっくりなイラストの表紙の、文庫本を発見しました。 「うわ、似てる…」と思って手にして読み始めてさらにびっくり、なんと京極先生公認トリビュート作品のシリーズの一冊で、ご本人公認ライトノベルシリーズという雰囲気のものがすでに10冊もでており... Read More